NOと言えない自分を責めないで-心がラクになる断り方のヒント-

こんにちは。

心が劇的に軽くなる

自己受容カウンセリング

カウンセラーの東野美凪(みな)です。

 

 

 

「頼まれると断れない」

「NOと言ったら嫌われそうで怖い」

「自分さえ我慢すればうまくいくから…」

そんなふうに、つい自分の気持ちを後回しにしてしまうこと、

ありませんか?

これは、わたし自身も

長年悩んできたテーマのひとつです。

そして、HSPやアダルトチルドレン(AC)の

気質を持つ方のカウンセリングでも、

たびたび出てくる大きな課題でもあります。

今日は、「NOが言えない理由」や

「やさしく断るためのヒント」について、

実際のクライアントさんのエピソードも

交えながらお伝えしていきますね。

(掲載の許可をいただいています)

NOが言えないのは「優しさ」ゆえ

わたしのクライアントさん(仮名:ゆかさん、40代)は

いつも職場で人のフォローに回ってしまい、

仕事が終わるのはいつも夜遅く。

「〇〇さんしか頼めないんです」と言われると、

疲れていても断れなかったそうです。

でも、ある日体調を崩して寝込んでしまい、

「なんで私はNOが言えないんだろう」と

涙が止まらなくなった、とお話しされました。

ゆかさんのように、

人の気持ちに敏感で責任感の強い方は、

「断ることで相手をがっかりさせたくない」

「自分が我慢すれば丸く収まる」と

自然に思ってしまうんです。

でも、それは“優しさの裏返し”。

あなたが悪いわけではなく、

これまでの人生で身につけた

“生きるための工夫”だったんです。

断ることは「わがまま」ではなく「自分を守ること」

「NOを言う=冷たい」

「自分勝手」と思われそう…と

感じてしまうのは当然です。

でも、本当はその逆。

無理を重ねて心や体をすり減らすことは、

誰にとっても嬉しいことではありません。

相手も、あなたが無理していることに気づいたら、

きっと申し訳なく感じてしまうはずです。

そして何より、「NOと言える人」は信頼されます。

なぜなら、「本音を言ってくれる人」は、

安心して付き合える存在だからです。

今日からできる“やさしいNO”の伝え方

いきなり「無理です!できません!」

と言うのは難しいですよね。

そこで、心がラクになる断り方の

“クッション言葉”をいくつかご紹介します。

  • 「声をかけてくれて嬉しいけれど、今回は難しそうです」
  • 「お手伝いしたい気持ちはあるんですが、ちょっと余裕がなくて…」
  • 「申し訳ないけど、今回は見送らせてくださいね」

大切なのは、

相手を否定せず、自分の限界を伝えること」。

そして、練習すればするほど、

少しずつ上手に言えるようになります。

はじめは震えるかもしれません。

でも、それでもいいんです。

自分の“NO”を大切にできると、心にスペースが生まれる

ゆかさんはカウンセリングの中で、

「断っても人間関係は壊れない」

という経験を少しずつ積んでいきました。

はじめて「今回はできません」と言えたとき、

相手が「そっか、じゃあ別の人に頼んでみるね」

とあっさり返してくれて、とても驚いたそうです。

その体験をきっかけに、

「私が思っているより、相手はちゃんと受け止めてくれる」

と信じられるようになりました。

NOはあなたの心を守る言葉

NOと言うことは、わがままではありません。

それは「自分の気持ちを大切にしています」という、

優しくて誠実なサインです。

自分の気持ちにウソをつかずに、

心地よい距離感で人と関わるために。

ほんの少し勇気を出して、

自分の心に正直になってみませんか?

NOはあなたの心を守る言葉

NOを言うことにためらいがある時は、

この言葉を思い出してくださいね。

あなたが心から安心できる人間関係を築けるよう、

いつも応援しています。

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