カウンセリングルーム　凪(なぎ)

「脳科学」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか？
難しそう、よくわからない…
そこで終了したらもったいないです。

今日は、日常生活に自然に溶け込んでいる脳の働きを
ご紹介しますね。

気になる情報を自動的に集めてくれる

自分の興味のあること・趣味・欲しいもの・推し、など
気になる情報を脳は自動的に集めてくれます。

例えば、この車に乗りたいな、という憧れを持ったとします。
すると街中で、なぜかその車を目にする機会が増える…

RAS　(脳幹網様体賦活系)
Reticular Activating System の頭文字をとって
RAS(ラス)と呼ばれるものです。

この働きは、経験したことがある方も多いと思います。
関心のあること、思ったことを自動的にたくさん見せてくれるなんて
すごい機能だと思いませんか？

脳に出す指令が重要です

思ったことを見せてくれるということは、
ポジティブな内容か
ネガティブな内容かは
脳にとっては関係ありません。

仮に、心配に感じていることや
苦手な人のことが脳に浮かぶと、
脳はその情報をどんどん集めてしまいます。

心配が増大していつも不安になってしまったり、
苦手な人の姿をキャッチする回数が増えたり。

せっかくのRASという『情報検索機能』を
ポジティブな内容に使いたいですね。

あなたなら、どのように使いますか？

ちょっとした意識の使い方で
RASという機能を活かすことができます。

「こうなりたいな」
「これがあったらいいな」
「どうしたら楽しい時間を過ごせるかな」
「あの人はどんなことで喜ぶかな」

など、自分がウキウキするような内容を
思い浮かべて、脳がどんどん探してくれたら
心の中に好循環がうまれそうですよね。

脳の中でイメージする内容次第で
わたしたちのご機嫌はまったく違ったものになります。

意識して
「自分の機嫌」をとっていきましょう！

自分の機嫌のとりかたがイメージできない、
どうすればいいの？
という方、ご相談くださいね。

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